こうなったからには、せめて最後の一人が旅立つまで安寧あらんことを願うだけじゃ。[結社の者が来れば、この村は廃村に追い込まれるだろう。全ては噂としかならず。けれどその噂によって滅ぼされる。人狼を目に見える形で排除できなかったからにはそうなるだろうという確信が、元結社員の中にはあった]まもれなかったのう……。[一番まもりたかったものは何か。目を閉じて深く嘆息した]