もっと積極的に遊んでもいいのではないかな?
[退屈と紡いだ言葉>>690に笑みを交えて返すのは言葉遊びにも似る。賞賛の言葉は素直に受け取って、ふわりと目を細め]
お褒めに預かり、光栄だね。
[水の流麗な煌きに反してワイヤーを断ち切る際にはぶつりと鈍い音を散らしただろうか。
笑みの色其の儘に黒のマントが宙に舞うを眺め遣っていた瞳が、驚愕に見開く]
そう、来るのか……ッ!
[自身に叶わぬが故に見逃した一手。返す右手に渦を巻くように急速に水を集めて行く。男の右手に水が集まると同時、三日月の刃が其の嵩を失い始めたのは目に見えるだろうか]
ハァッ!!
[右手に成した水の大剣に左手も添え、雷撃を纏う三日月を叩き落す。
雷撃は水を伝い、体内を奔れば苦痛に顔は歪むけれど――其の儘では終わらせない。
落下を始めた軌道を仮面の男に向かうよう、中空で変える。
地に降りぬが故に身体に溜め込んだ雷撃ごと叩き付けようと、横薙ぎに振り抜いて]