>>709[駆けて抜けた先、座り込む姿に足が一瞬止まる]…………。[ふるる、と数度、首を振る。踏み込んだり踏み込まれたり、は、色々あって──ありすぎて、怖い、という気持ちが抜けない、のだけれど]……えっと……だい、じょうぶ?[一歩ずつ、確かめるように、前に進んで。そう、と声をかけてみた。……かなり、震えていたのは、否定できない所だが]