―――……[何の音と問うよりも早く―――…予測はついている。けれども石を破壊していたギュンターは階下にいるはずで。]…誰が?[問いかけは独り言に近い呟きだった。ナターリエを撫ぜると肩を貸していた頭は傍の石像に一度預けてもらうことにし、立ち上がる。3の部屋を覗いた。]―回想・了―