ああ、行こう。[誘いに応じる声を確かに紡ぎクレイグがいう通り、山頂の天上青の元へと強く願う。力を緩めど落ちぬ手に、一度視線が向いて少し考える間がある。解けなかったことへの安堵と嬉しさが彼の手を握り直すという動きに変わった。見上げる形でへにゃりと笑ってゆっくりと眸を閉じ、天上青へと想いを馳せる*]