だったら良いよ。[少し、笑いを含むような声音になって。よし、よし。そんな風にまた手を動かす。エルゼリートが感じていることのすべてが、理解できるわけでもない。ただ、泣いているから。ただ、苦しんでいるから。強く抱きしめられても、少し痛みを覚えても、抵抗もしない]…エル。僕はちゃんと、そばにいるから。[そっと声を落として、彼が泣き止むまでずっと、ぎゅっと抱きしめている**]