ナータ……。[昔も、何度もこうして抱いてくれた。温もりを思い出せなくなった自分に、自らのぬくもりを分け与えてくれた。大きく揺らぎかけていた影が崩れる直前で留まった]ナータ。かみさまは。どこにいらっしゃるんだろう。[初めて突き放すのをやめ、大人しく抱かれた日のように。迷子の子供のような顔でナータに縋った。隠されていた真実>>+6:161も、冷静な視点から話してしまえばその重さを少しばかり減らして。そして福音は、得られる*だろうか*]