[そう、今までも同じ発作が何回かはあった。 だけど、今回が一番酷かったのは確かだった。 ふうっと座ったまま息をつく……。 もう、今は大丈夫だ。 そう自分に言い聞かせる。 だけど、身体は全身、軽い痺れを残していて、 もう少しだけ、とそのままドアに凭れて目を閉じる。*]