いくよっ!炎と水の究極必殺技!ジャスティィィィス・スパイラァァァァル!![凄まじい勢いの圧力に吹き飛ばされそうになりながらも、耳を劈くような轟音の中、はっきりと耳に聞こえた声に本能的に手を伸ばした。虚ろな表情のまま、幻影に包まれたまま、それでも]………[伸ばされた手を掴んだ。蒸気の向こうに見えた赤き瞳に、暗く染まっていたヴィノールの瞳に、光が宿り]