そのうち鳳凰から説明あるだろ。
[恭也の疑問(>>344)にどう考えても不安になるような返答をしつつ。顔を背ける様子にはクスクスと笑いを漏らす]
……けど、事実だから。
[小さく呟かれた言葉は、扉へと意識を向ける恭也に届いただろうか。璃佳からのお裾分けが終われば、戻って来た恭也や啓子と共に甘味を楽しむ。時折ぎこちない様子で視線を逸らしたりする恭也には小さな笑いが漏れてばかり]
[しばし後に解かれる結界を感じ。腹部の痛みは残っていたが、浴衣姿のままマリーを探し回る。路地裏で泣きじゃくるマリーの姿。どうにか宥め事情を聞けば、九尾が姿を消したと言う。唯一つ、小さな瑠璃色の石を残して。間に合わなかった、もっと早く鳳凰に話を通していれば、そんな思いが駆け巡る。こうなってしまっては自分に出来ることはただ一つ。再び鳳凰に頼み、石を取り上げないようにしてもらうことのみ]