― 木の内部 ―いや…俺は…[背中に乗れ>>737という友の言葉には、ますます困った顔で、首を振る。その背を見れば、案じていた者達が皆保護されていたようで]さすが…ベル、だな[囁いて、紅い髪の向こうで目を細めた][しかし、そこには無論、声を介して外での様子をある程度知るレイスやエレも居たわけで、怪我のことなぞすぐにばれたろうし、多分、グリフォンの背中には強制的に乗せられることになるのだろう**]