ま、その時は適当に探すわ。 鈍感な黒髪の護る者っていや、すぐ見つかるだろ。[けらりと笑う。出会う狼全てに殺すなと言って回るかと、そんな事も考えているが、告げる必要は無い] 野垂れ死んだら返せねぇから、 そんなバカな事態にはなんなよ。 ――もしお前が子供作ってたら、大爆笑する自信あるわ、俺。[しみじみと言ってのけた] とりあえずお前、今は寝やがれ。 ちゃんとお前が治るまでは、居てやるから。[笑いながら狼は告げる、嘘を一つ]