─ 橋開通時 ─[リアのゆぅこと>>737には、もうこくこく頷くしかあらへん。足が地面についてへんのは不安要素の一つやったけど、うち抱えとるリアん腕がめっちゃしっかりしとったから、次第に不安は薄れてった。橋渡る間はぎゅうって目ぇ瞑ってん。こないな時こそ谷底とか見たないわ。そうこうしとるうちにリアは橋渡り切って、足が地面に触れるんを感じた。肩叩かれてゆっくり目ぇ開ける]ふぁ……おおきに、リア。[村の皆がおる方に立っとるのが分かって、気ぃ抜けた声が出た。ものっそホッとした顔でリアに礼ゆぅてん]