>>746[魔力が鎮まる感触。はあ、と一つ息を吐く。転げ回る鴉と、倒れたライヒアルト、それぞれの様子に、眉を寄せ]……生きてる……よね?[誰に問うでなく、もらした呟きは、不安を帯びていた。ともあれ、座ったままで距離を詰め]……大丈夫、だよ、ね?[もう一度、問いかける声は、今にも泣きそうにか細い。転がる鴉の方には真紅の龍が向かい、痛みを抑える軽い呪を施していたり]