―回想/二階廊下→部屋3―
[淡々としていても、肯定され>>680れば不安が消えるはずもなく。
ブリジットに続き部屋を覗き込み、大きな音と共に砕け散る石像に瑠璃を見開いた]
え…。
[何を、とか、どうして、とか。そこまで言葉にならず、口と鼻を手で覆いながら呆然と立ち尽くしていた。
ブリジットとゲルダ、ユリアンの問答は聞こえていたけれど、やはり口を挟むことなど出来ず]
大丈、夫?
[ハインリヒに声を掛けられ>>723ハッとなった。
胸元で握っていた手の力を抜こうとする]
…あ、はい。
[会話の邪魔になりそうなら少し端に寄った]