[ボクは駆け寄り、その鏡の向こうの彼女に触れようと、伸ばす手は冷たいガラスの表面に触れる。
鏡の向こう、彼女の指先がすぐそばにあるというのに、そこに触れることはできない]
宮町さん…、ああ、君がすぐそばに、いるのに……
[こちらの声は向こうに届くのかな?
あの事件以来、ずっとボクの中に残り続けた思い、それがなんなのかボクにもよくわかないけども]
ずっと…、会いたかったんだ…、でも…
[ボクは、すぐに死ぬこともできない、
あのゲームを始まり、最初にボクは進めるときに、責任を持つと言ったから、だから簡単に死んで終わりにはできない]