[アナスタシアに向けて、問う。大丈夫だろうけど、どうするの、と。そう問われたなら、にやり、と。それは楽しげに、笑った]……どーやら、居残りしたがりがいるようなんで、ねぇ。『お迎え』を、出してやろうかと。……ちょいと『騒がしく』するのは、ま、勘弁な?[さらり、と。口調だけは軽く言って、まだ手にしていた笛をくるりとどこかへ消す。『騒がしく』の意味は伝わったようで、返されたのは、『ほどほどにねぇ?』というお言葉。それに、善処する、と短く返し。呼吸を整え、両手を複雑に、組んだ]