―反省房>>738>>739>>740―
[役に立ち、必要とされること、今まで自分には無かった要素。里では自分はその逆だったから。
それだけにことさら彼女の家で家事をこなし、彼女に受け入れられることは嬉しかった。
本当は、自分がいなくてもゲルダは一人で暮らすことはできるのだろうけど、それでも嬉しかった。
道と疑問に思いながら驚いている彼女に]
そのようなものですね。
あちらとこちらを繋ぐ道、扉。
ただし完全に復活ということは、私という器は小さいので無理だとは思います。
[小さな扉を無理やり通ろうとすれば、それは壊れる結果になる。
それでもその一部は表出させることは可能なのだろうが。]
外でならと、彼女の言葉、純粋に自分のことで怒ってくれることはうれしかった。
何よりも自分を拒むのではなく、それは受け入れるものであったから]
元から、疎まれた存在でもありましたしね。
自分達に影響が及ばない範囲でならば、というのもあり、人間界にだったのでしょうね。