― 中庭 ―
エーリッヒ。アーベルさんも。
うん。私は、大丈夫。
[まだ片腕にタローさんを抱いたまま、コックリと頷いた。
砂に埋もれてるところを見られなくて良かったかも、なんて、照れ隠しな笑みを浮かべながら]
エーリッヒ達は。大丈夫、だった?
あと、ミリィとか、オトフリートさんは。
[休んでいたりクラスに戻ったりしてるから大丈夫だろうと聞けば、安堵の吐息を零して。
事件そのものの片もついたと聞いて>>712、スーハーと深呼吸しながら肩の力も抜いた]
流石はゼルギウス師。だね。
[手が伸びてくると、まだどうしてもまた力が入ってしまうが。それがエーリッヒの手であったこともあって逃げたりはせず。少しだけ、擽ったそうにした]