─ 自室 ─[話終えた後の静寂は、ため息によって破られる。厄介、という言葉>>727に伏せていた目を僅かに上げて。直後に額に走った衝撃>>728に、天鵞絨はきょとん、と瞬いた]…………。[なんで一人で、という言葉>>729に答える術はなかった。しいて言うなら、それは、「まもりたい」という言葉に起因するもので]……俺だけ、じゃ、ない……。[だからこそ、続いた言葉>>729に何も言えなくなって俯いて。黙り込んだ所に届いた、「頼って、欲しかった」と言う言葉に、え、と小さく声を上げた]