………。ならば、彼は俺達だけで。他の皆のが終わってからでも。[ベアトリーチェのことは、言わなければ分からない。祖母の所に療養に来ていたという少女。残酷な事実を突きつける必要など、あるわけがない。それに。そうすれば、彼女はここで薬師と共に……]『お前、何言ってるんだ!?』「……貴方達がどうしても、と言われるのでしたら」[神父と共に入ってきた自衛団員達が驚く。そして怒りの混じった声を上げるが、それを神父の声が止めた]