彼はこことは、…遠い星ではないようよ。[オトフリートの関心したような声に小さく呟いて会釈を返すため身体も向け少しだけ頭を下げた。]いいえ…普通なら心配するわ。[顔を上げて、扉の中に入るのならエーリッヒやベアトリーチェたちとも共に入るだろう。ベアトリーチェが許すのなら自らの体に触れさせて障害物から守ろうとはするだろう。]残されし星の数は――17。多くはないの。