[槍を薙ぎ払った感触が薄いことにも特に気にすることなく、リディアへと向き直りつつも、リンゴをしゃりしゃりしながら]
痛いってそりゃ、いきなり襲われたら…ねぇ。ま、平和主義はここにはこないだろうからいんだけどねっと。
[軽い調子で答えつつ、がしゃんという砕けた音に何事?と思いつつ、破片が飛んでくるのには目を見張る]
ちょっ。それは細かっ。いやいやいや、無茶だからねー。それ防ぐのー……槍ではね
[また、先程と同じようにいつのまにか槍は消え、現れたのは海色の大盾。それを豪快に振り回して迫り来る破片へとぶつけて防ぐ。
最も全て防ぐことこそできず、頬や腕、脚にも掠らせるのもあって]
地味に痛いな。やっぱ
[しゃりしゃり食べるリンゴと同じ色の液体がところどころにじみ出ている]