なに、遠慮する必要はありませんわ
[そう言うと、左手を振りかぶり……地面を思い切りぶん殴る。
舞い上がる瓦礫。その中でも特大のものを]
全弾持って逝って下さいな
[ラス目掛けて思いっきり殴り飛ばす。粉砕された大小の破片がラス目掛けて降り注ぐ。]
[ただ、これは単なる目晦まし。こんなのでどうにかできるなど考えてもいない。
そも、こんな決着で最高潮まで達した彼女の気がすむわけはなく]
さぁて、全力疾走での斬り抜け。お兄さんにかわせるかな
[そう呟くと、クラウチングスタートの体勢から自らを弾丸として発射。]