─その後─
[ジィッとベッティの目を見ていたが、その返答にはぁ、と息を吐くと]
……そっか
はぁ、やっぱあんなのでも親ってことか
[そう呟いて、ぎしと椅子に背を預ける]
……ベッティがそう決めたんじゃ、連れ出すわけにもいかない、か
[仮にベッティがまだ自由で居たいと言ったのならば、強引な手を使ってでも監視の目から連れ出す心算だったが
彼女が『そう』決めたのならば、私が今出来る事といえば]
わかった。じゃあ、仕方ないからその時まで待っててあげるよ
ベッティだとかタマキだとか氷精だとか姫だとか関係なく、貴方は私の大事な親友だからね
[そう言ってにかっと満面の笑みを浮かべるのであった]