やぁん、酷いー。[三日月が高度を上げたお蔭で、地面に頭をぶつけるのは避けられた。 そのまま膝下に銀の弧を挟んだ、空中ブランコのような姿勢になり] でもぉ、まだまだ![頭が三日月の真下を通過する瞬間、盾代わりにした二つの金環を、そのまま勢い任せに後方向けて振り上げる。 背面を晒した上、相手を目視しないままの攻撃は、果たして届いたか*]