[肩を寄せると顔は近い。少し躊躇うのは、きっとこんな傍に居たためしがないからで。それでもきっと言わずにいると、また鈍感とか言うのかなと。思ったから色々と、諦めたというより覚悟を決めた。]…違うか。[誰かの代わりでもなく。居てやる、でもなくて。]居たいんだ、傍に。[囁くと、色々と、こう、後悔というか込み上がってくるものもあり。それらを隠すように「あんましヘコむな」と、言って少し強めに頭を撫でた。]