すぐに次の仕事ってにも、無理が利かないし。[まだ普段のよには走れぬ身体。焦りから触れざるべき領域に手を出した代償は今もまだ小さくなかった。水平線の向こうを見る。港へと入るキャラベルの姿が見えた]………。[口には出さないもう一つ。気づいてしまった自分の心に、溜息を吐きながら村へと戻った]