[次の一手はどう来るか。
それを考えながら、間合いを測る]
……向こうの方が、どーしても広いからなあ……。
[やはり、決めるためには飛び込まなくては、との結論に達するのは、早い。
右腕の痛みから意識を逸らすべく、呼吸を整えながら、円描く刃>>794を追い]
……っせい!
[とっさ、振り上げた刃で、落ちかかる刃を受け止める。
そのまま跳ね上げるには、武器の重量差とつけられた勢い的に難しい、とは直感的な理解。
故に、一呼吸、間を置いてから太刀にかけた力を抜いて、身を沈める。
競り合いから刃を離せば、支え無くした薙刀が自身に落ちると予測しつつ]
……はっ!
[それを避ける事無く、繰り出すのは、相手の左肩を狙った突き、一閃。*]