[少し離した体を、もう一度引き寄せて強く肩を抱いて。 ぎゅぅ、と力を込めた。]…俺には、あんたが必要。[耳元で、低く囁く。]もうさ、堕ちたし怖いもんないから言うけどさ。あんたがカルロスと別れてから、色恋はコリゴリって言ってたから、言わなかったんだ。けどもう、言う。