─ 第二階層 通路 ─
[研究責任者との会話中、見覚えのある姿、聞き覚えのある声に視線をそちらへと向けた。
見れば通信士の傍に座り込むアンドロイドに似た顔の人物が居る]
…案の定まだ居やがったか。
クローディ、ちょっと行って来る。
[傍に居る研究責任者に断りを入れて、通信士ともう一人の方へと足を向け。
近付き切る前に通信士から視線を投げられて>>760、バンダナの奥から彼を見返した。
窺うような視線に一つ頷きを返す。
それから傍に居る人物>>767へと視線を移した]
そんな面してるお前に言われたか無ぇ。
……久しいな、シノブ。
まだ留まっているとは思わなかったぞ。
[呼びかけるのは通信士の父である名。
生前にも浮かないと言われ続けた常の無表情で声をかける。
シノブ=アカツキ(暁 志延)、通信士が生まれてまもなく没したはずの人物が目の前に*居た*]