─ 階段合流時からヘリポートまでの会話>>607 ─
確かに、私はヘルムート・エールラーだ。
[エーリッヒ>>615に頷いた。ノーラの名前は衣装部屋の事を教えてもらった時、誰かから聞いた。名前を憶えた事を示すように、]
──ノーラ。
楯は蛇も避けやすそうだ。
どうだろう、エーリッヒ。
蛇が肉食で無いなら、人間が脅かさなければ、
襲わない類いの蛇なのかもしれない。
無用に騒ぐのは不味いのかもしれないな。
[三階の方から風が流れて来るのを感じる。金の巻き髪が揺れ、天井の光で乱反射する。
ベアトリーチェとノーラが繋がっている>>620と言う話は、内心不可思議に感じたものの瞬きをするだけに留めた。エーリッヒも、この場にいる他の誰もがノーラに疑問を唱えないのならば、ベアトリーチェに聞いてみよう、と。]