ま、その前に……なぁ。[自分的に、放置しておけない問題も、一つ、ある。何かといえば、友の今後のあれこれ。ライヒアルトが、狼と何かしら繋がりがあったことは理解しているが。『何故そうなったのか』という点についての説明は欲しくて]……紅茶、淹れに行くかぁ……そのついでに、話できればいいし。[ぽつり、と呟いて。身支度を整え、伝承の本と紅茶の感を詰めた鞄を肩にかけると、のんびりとした足取りで、教会へ向けて歩き出す]