[ロートスが鳴いた理由は分からない。
けれど舞う風が決して嫌なものでは無いと言うのは感じていた]
うん、みんな、に。
…ローテュ、が、ローミュ、に?
[笑みを浮かべたまま頷いて居たが、続く言葉に表情は驚きのものへと。
何度か瞳が瞬く]
カーラ、みえなく、なったの、ローテュ、に、うつった、から?
───……。
[そんなことを言いながら、やけに流暢に紡がれた伝言を聞き。
その内容を理解するためにしばし間が開いた]
…そ、っか。
ローミュ、ちゃんと、かいほう、されたんだね。
[浮かぶのは、安堵の笑み]