─宿屋─[今は丁度暇な時間なのか、フーゴーは酒場でオーナメントの手入れをしていた。きゅっきゅ、と金属を拭く音の後に聞こえる扉の音。振り返ると戻って来たアーベルが水を注文しながら端の席へと向かっていた]おぅ、お帰り。どうだったよ、商売の方は。[注文を受け、オーナメントを元に戻してから一度厨房へと入り。言われた通りに水をグラスに注いでアーベルの居る席へと運んだ。どこか沈んだ雰囲気にそんな問いを投げかける]