[そう赤色に説明している間に、闇色は混乱を脱することができたらしい>>831。羞恥の色さえ見える様子に苦笑して]
……素直に治すから見せなさいって言えば良かったね。
悪かったよ、ごめんね。
[謝罪を向けながら、差し出された手を左手で受け止める。
そっと右手を翳し、意識を籠めて。
光は生まれない。彼に伝わるのは少しばかり熱い程の熱。
じわじわと熱を広げて刻まれた傷を埋めていく]
[完全に傷が塞がる頃には、パスタもちゃんと茹で上がっているだろうか]
……こんなものかな。
それじゃあ、騒がせたお詫びに一品というかデザートというかを追加しようか。
ランス、台所借りてもいいかい?
[ゆるり、問いかけと共に首を傾いで*]