……明るき光と優しき闇の加護を、か。
まさか、こんな意味があるとは思わんかったが。
[呟いて、手を動かす。
銀の上、水晶の珠を抱いて、番の霊鳥が再会する]
ま……この先、こんな下らん騒動が起きるのを、多少なりとも抑止できるなら……な。
それに……。
[修繕の終わった腕輪。
ランプの光に透かすように掲げ、出来上がりを確かめる。
でき得る限りの修繕はなした、と。
そう、確かめると、対の玉に手を触れた]
……称为洁净的祈祷。无得到潰的而。
(……無垢なる祈り。潰える事無く。)
[願うのはただ、これを求めた彼の祈りが、歪む事無く続く事。
ただ、それだけ]