そうですかねぇ?
意識そのものを捕らえてしまう手合いの術に比べれば、可愛いものだと思いますよ?
[向けられる警戒と困惑>>839に、返す言葉はどこまでもさらりとした口調。そんな所は、以前の茶会の様子と変わることないけれど。
纏う気配は、明らかにその時とは異なるもの]
……なんで、あなただったか、ですか?
[問いに返された疑問>>840に、薄く笑う。
ほろ、と。
音色が一つ落ちた]
巡り交差する、色とりどりの縁の糸。
その先にいた一人があなただったから……と、申し上げておきましょうか。
[歌うような調子で、そう、答えて。
投げられたもう一つの問いに、す、と目を細める]