─宿屋─なるほどなぁ…。騒ぎが終わっても風当たりは強い、か。うちもこの通り、少ないままだしな。[肩を竦める様子に小さく息を吐いた。その後、周囲を示しながらフーゴーも肩を竦める]ああ、無理しなくてもツケにしても良いぞ。後でちゃんと仕送りするなりしてくれるんならな。…どうせこの後長期滞在の大口が来る。[そう言葉を紡いだフーゴーの表情はどこか苦々しかったか]その身体じゃ碌に仕事も出来ねぇだろ。しばらくはゆっくりして、身体を労わっとけ。