[ポゥと瞳が熱を帯びる。母親譲りの紅色がゆっくりとまた夜の色を纏ってゆく]……クロさん?[夜の眸は死の瞳。死者の想い>>575に反応して持ち主に伝えようと動いた。死そのものに応じたものではないから表れ方は緩やかで、意識を塗り替えることもなかったけれど。視えたのが自ら手を下した相手だと知れれば、逃げようとするその人を見て、しょんぼりと俯いた]