人狼物語 ─幻夢─

50 赤き花揺る崖の上で


墓守 ユージーン

それも、貴方の所為ではないでしょう。

[呟かれる言葉に目を上げ、顔を上げる。
紡ぐ声は穏やかなもの。
こちらへ近付いてくる青年を墓守が避ける筈も無く、ただ少しだけ虚を突かれた様に、その所作を見た]

それがぼくの役割でしたから。

[握られる右手を見下ろして、表情は仄かな笑みの形を作る]

(876) 2009/12/10(Thu) 21:18:40

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