[文字通り気炎を上げる魔人に、空間その他が震えたでしょうか。
中から返されたベルナルトの声>>766に片眉が跳ね上がります。
しかし、]
アイツら・・・まーだ毒されてやがるのか?
チッ、めんどくせえ・・・
[文句が向かったのは挑発的な声の主ではなくその内容でした。
中にいる3人と深い付き合いのない魔人に、お互い譲り合ってるなどという現状予測が浮かぶはずもありません。
現状打破に頭を痛めていると、こちらは正しく現状を理解していたユーリー>>754がなにやら手を打つ会話が耳に入りました。
流し見れば、自信ありげな笑顔が茶会の主に向いています。
『騒がしく』やらかす手腕を見物するべく、魔人は体内の熱を鼻息一つで排出したのでした。**]