[家を出るタイミングか僅かにずれたのは、いつもの事。
それと、屋根上のいつもの駄弁り仲間たちの所に寄りたい気持ちがあり]
……いよ、っと!
[例によって例の如くと言うべきか。
広場へ向かうために選んだルートは、屋根の上。
本番に出る事やら、正装で屋根上疾走する事やらをからかわれつつ。
隼と、風と共に、広場へ向けて走って行く]
ん、いい天気っと。
これで最高の演奏できなかったら、それこそ笑えないな、ハルフェ!
[どことなくはしゃいだ口調で言いながら、いつものルートで広場へと抜け。
ふわり、風を巻いて着地した]