─再会当日─えーと、天使の憩いの場……あ、ここだここ。くーちゃん止めてー。[赤いオープンカーに乗り喫茶店の前へと乗り付ける。運転手は護衛兼目付役の強面の男]先入ってるから、車置いたら来てね。「一人じゃ入りにくい店だなおい……。 んじゃあまた後で」[顔を顰めて愚痴を零してから、男は駐車場へと車を止めに言った。七重はそれを見送ると喫茶店へと目を向ける。とても品の良さそうな店だった]