開きたまえ。祖は異界への扉。祖は影を宿す扉。来るがよい、我が手に、そして振るわれよ。さすればその満たれることのなき飢えた欲求に、一時安らぎを与えん。現れよ。飢狼よ[影が収束し、その手に集うと先端が鎌のように孤を描きその先が狼の牙のようになった長剣が出でる]喰らえ[狼牙剣を片手にもふらいおんに接近、飛び掛ってくるはいもふらいおんを半身を傾けてかわし、手に力をこめる]