僕、は…[息苦しさを感じながら、かすれた声を紡ぐ。答えていいものなのか、ただの郵便屋には判断などつかない。つくはずもない。けれど]……正直、解らない。でも。今のままじゃ、僕はあなたを憎んでしまう。本当のあなたを知らないまま、解らないままで。逃げたくないから。[刺すような、探るような瞳を真っ直ぐに見返して]