……っとに……脅かすな。[半泣きから、笑みに変わった表情に、はあ、とため息混じりに呟いて]……しかし……何が、あったんだ?お前、地下の隔離に入れられてたんじゃ……。[問いを投げつつ、ともあれ、外に出そうと手を差し伸べようとして。傷から流れた血で紅に染まったままの左手に気づき、服の裾で拭ってから、再度、手を伸ばした]