[どれくらい離れたか、あるいはあまり離れはしなかったかもしれないが。ふと視界の端に金色に動く物を見つけて首を傾げて近付いていった。]あれ、ベアちゃん?[その時の彼女はまだ獣の姿だったろうか。不思議と見間違える事はせずに、首を傾げて名を呼んだ。]