んーと、一応効いた、のかな?
[蒼い光は倒れたフォルカーの周りでもう暫く瞬いて消えた。
魔法剣については殆ど知らず。寧ろ専門外はまだ最低限しか学べてなかったりするわけで、今の状態がどうして引き起こされたのかは皆目見当つかずに]
ま、いいよね。ローザ先輩の勝ちみたいだし。
わぁい、おめでとー!
[パチパチと能天気な拍手が響く。
試合終了と見て飛んできた羽猫がぽふりと頭の上に振った]
『血止めしとけ』
あ、シン。
でもカードさっきのでおしまいなんだよね、どうしよう?
『…あれで終わらなかったらどうするつもりだったんだ…』
[氷槍に切られた頬を押さえながら首こてり。
羽猫は海よりも深い溜息を*吐いた*]