― 広間 ―は?[どこまでも落ちていきそうな気分を引き止めたのは。また幻聴かと思った声>>861だった]は…ハハ。なんだその御伽噺な結末。[一度諦めてしまった命が戻り、ミハエル>>878が呼びかけているのを聞いて。酷く疲れたような、それでいて嬉しそうな、でもどこか怒っているような、複雑な声で呟いた。どうせ顔を上げても見えはしない。だから椅子に凭れたまま、軽く目を閉じてぐったりと力を抜いた]